1年間、毎日、思う
ほんのわずかな時間でも
この作品を作ったのは
ある年の夏、
自分が原爆や戦争について
毎年この時期にしか強く意識していないことに、
強烈に危機感を感じたからだ。
日本では毎年、特に夏になると戦争についての問題意識が高まる。
なぜなら、終戦記念日があるからだ。
その度にメディアで伝えられる、
戦争体験者の方々の話。
「二度と、戦争をしてはならない。」
そしてまた、その時期が終わると、
戦争の話はほとんどメディアに登場しなくなる。
忙しい仕事に追われ、
帰宅して夜遅くに短い 時間テレビをつけ、
「ああ、今日は原爆投下日だったか」
「ああ、今日は終戦記念日だったか」
そんな程度になってきている自分がいた。
その次に強く意識するのは、また来年。
こんな大事なことなのに。
一年間、毎日、たとえ世界中が平和になろうとも、
永遠にそれを意識するべきなのだ。
そうでなければ、また繰り返しかねないのだ。
いや、人間はずっと愚かな過ちを繰り返してきたし、
現在も変わらず世界のどこかしらでそれを繰り返している。
「まずは自分自身が、毎日それを意識するよう努めよう。」
その思いで「一年中毎日意識する」という意味を込めて、
366 日(閏年も考慮)のうちすべての 366 日という意味で、
366/366 と いう文字を入れた。
尚、広島、長崎と入れたものの
原爆投下や日本の戦争だけを問うているのではなく、
世界中すべての戦争と平和について考えるという意味を持っている。
mienaimonotachi
みえないものたち
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